2004年10月16日
蒼い蛇/戸川昌子

生まれてこのかた、こんなに何もかもが意味不明な本は読んだことがありませぬ。前から、戸川さまの事はキテレツで面白い話書く人だなぁとは思ってましたけど、ここまでわけわからん事を書ける(しかも上下巻に渡る超大作)頭の中を覗いてみたい。
ストーリーがあまりに珍妙すぎて、全く説明不能ですが、主人公の宮子が後輩の外喜子を事故に巻き込み、植物人間にしてしまったところから物語は始まります。そっから先は、この2人が変な風に一心同体になって生きていく様が描かれ、後半は魔女狩りやら、謎の宗教団体やらが出てきつつ、人肉を食べたり、整形して別人になったり、セーヌ川にダイブしたりします。何のことやら。
こう書くとあまりにヒドい作品のような気もしますが、その「何でもあり感」と力技が半端なく、とりあえずこんな本は他にはないと思うので、読む価値ありです。とにかく色んな意味でヤバいのです。『Quick Japan』で有名な太田出版から再発されてます。
【蒼い蛇】
著者/戸川昌子
1969年作品
Posted by TG5 シノ at 18:11 | BOOK
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