2004年08月02日

白昼の密漁/戸川昌子

『白昼の密漁』

また今日も戸川昌子を1冊読破。これは五作目くらいの作品。狂い度が決壊したダムのような勢いで増してきた模様。

美人保険外交員が、嘱託医師と関係を持ったり、色んな大物と関係を持ったり、あれやこれやと色気を使って大口契約を結ぶ。しか~し、不思議な事にその保険者達が次々と死亡。徐々に自分を利用している巨大な罠に気づいて・・・というあらすじでございます。

始めは「ちょっとあまりにそういうシーンの描写が多すぎ、かつ克明すぎるような気がするけど、面白い推理小説だねぇ~」と思って読んでいたのですが、最後の方になって、いきなり奇形人間にスポットが当たり、にわかに社会派小説の色合いが濃厚に・・・。官能推理小説から社会派推理小説へ移行の唐突さが半端なく、目を白黒しているうちに、話が終わりました。え~っ???

私の頭が悪いのか、30分くらい瞳孔が開ききったまま本を見つめておりましたが、やはり何度ページをめくっても話は終わったようです。よくわからない!でも面白い!

斬新というか何というか、何でもありというか・・・そういう感じで良いです。面白すぎてあっという間に読めるのはあいかわらずですわ。

【白昼の密漁】
著者/戸川昌子
1966年作品

Posted by TG5 シノ at 11:55 | BOOK

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