2003年02月15日
怪奇大作戦 (TG5 セキ)

一応このドラマは「子供向け」といわれていますが、何度見てもどの辺が子供向けなのか、さっぱり理解できないです。クールな登場人物、不気味な演出、後味の悪いストーリー・・・こんなモノが日曜夜7時から放映されていたとは!
これを見ていた子供は泣いたりしなかったのでしょうか?偶然にもこんな素晴らしい作品に出会えるとは、多チャンネル時代万歳です。
基本ストーリーを簡単に言えば、怪奇現象を、SRI(Science Research Institute:科学捜査研究所)が解明する、といった感じ。ウルトラマンシリーズでお馴染みの円谷プロ制作だけあって、随所に気味の悪い特撮が見られます。
冒頭にも書いた通り、子供向け番組らしからぬストーリーが、この作品の魅力です。30分番組なので少々強引な所もあるけれど、逆に言えば、これだけの話をよく30分にまとめたな、という印象が強い。30年以上前の作品にもかかわらず、扱うテーマが余りに今日的なのも驚き。快楽殺人、高齢化問題、精神異常者の犯罪など。
精神異常者の犯罪を扱ったエピソード「狂鬼人間」は、今では欠番扱いとなり、放送されることは2度と無いそうです。見るなといわれると見たくなってしまうもので、どうにかして観る方法はないかと、考えています。オークションにたまに出てるようですが、法外な値段がつきます。再発を求む!
ところで出演の岸田森さん。演技が恐いです。目つきと髪型がどこか異常な雰囲気を醸し出しています。「狂鬼人間」では、機械で頭を狂わされて、拳銃を乱射しつつ、大笑いしながら同僚を追っかけまわすというキレた演技が堪能できるそうで、見てみたいような見ない方がいいような・・・。
エンディングテーマ「恐怖の街」。これまた奇妙な歌です。キャバレーのハコバンの様な演奏に「ギャー」と男の悲鳴が被ったり、サビでいきなりメジャー調の「SRI社歌」風になったかと思ったらキメで「レッツゴ~!」と軽快になったり。キテレツ極まりないです。
あ、この最後の数秒間だけなら「子供向け番組」と言えるのかもしれない・・・。
【怪奇大作戦】
脚本/金城哲夫、佐々木守、上原正三、他
監督/円谷一、実相寺昭雄、他
キャスト/岸田森、勝呂誉、小林昭二、他
1968年~69年放映
Posted by TG5 セキ at 16:03 | TV
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