2003年01月09日

怪奇大作戦

怪奇大作戦

こんなの子供向け番組じゃないよ!と、まずは絶叫することから始めるとして、さて、そんな「怪奇大作戦」。怪獣モノに比べると地味ながら、とってもクオリティーの高い特撮と、丁寧な脚本、個性あふれるカメラワーク・演出。こんなすごい番組が毎週30分放送されていたのかと思うと戦慄が走ります。

中でも岸田森の何とも変態的な味わい深い演技と、実相寺昭雄のこれまた何とも変態的なカメラワークと映像美は圧巻です。23話『呪いの壺』、25話『京都買います』などは「これは映画かよ!」とツッコミを入れたくなる壮大さ。素晴らしいです。

あ、でも私が1番たまげたのは24話の『狂鬼人間』です。これは欠番扱いになっているので、再発も再放送も今後おそらくされない予感。なぜかしら~と言いますと、精神異常者の犯罪を描いたきわどい作品で、「キチガイ」というセリフを連発、「精神病は一生治らないからなぁ。」などという問題発言あり、精神病患者が街中で日本刀やらライフルやらで殺人をしまくるシーンあり、などなどの理由からでしょうか。うーん確かに。でもテーマとしてはすごく的を得てると思うのですけど。今観てもそう思います。

【怪奇大作戦】
脚本/金城哲夫、佐々木守、上原正三、他
監督/円谷一、実相寺昭雄、他
キャスト/岸田森、勝呂誉、小林昭二、他
1968年~69年放映

Posted by TG5 シノ at 16:29 | TV

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