2002年12月01日
仮面ライダーアマゾン (TG5 セキ)

仮面ライダーシリーズの中でも、異色中の異色の作品。仮面ライダーシリーズなので、子供向けのはずだが、「怪奇大作戦」とは別の意味で異常な作品なので、これを見た子供は泣き出したりしなかったのだろうか?
ほとんどしゃべれない。基本的にハダカ。技は噛み付き・引っ掻きだけ。本当はバイクが嫌い。何度も変質者に間違えられる。身近な人間に毛嫌いされる。これがアマゾンライダーだ!
これだけでもオカシイって言うのに、敵組織ゲドンが更に異常。ゲドン首領の十面鬼は、本当に人間の顔が10個あって、全員好き勝手にしゃべる。どれが首領の発言なのか良く分からん。戦闘員は微妙にふくよかな女性で、異常に長いフリンジがついた素敵なレオタードを着ている。鳴き声(?)は「ひいぃぃ~」です。気持ち悪いなあ。
ストーリーは、馬鹿馬鹿しいのでいいとして、仮面ライダーシリーズの最大の魅力「ライダーファイト」ですが、前述の通り、アマゾンには必殺技が何も無いです。あと、敵と言葉を交わさないので、異常な程闘いのテンポが悪い。1分間ぐらいずっと「(唸り声)、(噛付く音)、(唸り声)、(引掻く音)・・・」なんて事もしょっちゅう。前衛的すぎる。
印象深いシーンもあります。警察から逃げ出したアマゾンが、ハダカのまま「ニンゲン キライダ!」と絶叫しながら人で賑わう新宿の地下街を駆けずり回るシーン。唯一の友人マサヒコくんにプレゼントされたラジオをスイッチを入れた瞬間、ビックリして地面に叩き付けるシーン。
・・・マサヒコめ、悪意があったのではないか?そういやこの子、ライダーを初めて見かけて、当たり前の様に「あ、アマゾンライダーだ!」と言いやがった。謎の少年である。
テーマソングも素晴らしい。子門真人の凄まじい歌声で「見たか乗ったぞジャングラー、キバが光るぞ歯には歯を!」何言ってんだかサッパリわかんないです。
もっと意味不明なのはエンディングテーマ「アマゾン ダダダ」’ダダダ’って何だ?と思って歌詞を見ても、「走れダダダ、アマゾンダダダ、闘えダッダッダー、アマゾンダッダッダー」・・・「ダ」率50%に迫る勢いのこの曲に、理由はいらない・・・。
【仮面ライダーアマゾン】
原作/石ノ森章太郎
脚本/鈴木生朗
監督/内田一作
キャスト/岡崎徹、小林昭二、松岡マリ子、他
1975年放映
Posted by TG5 セキ at 10:58 | TV
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