2001年03月03日

太陽を盗んだ男

太陽を盗んだ男

これは'79年の作品。なのに時代を全く感じさせないどころか(ネコを「ニャロメ」と呼んだり、沢田研二のあだ名が「風船ガム」だったりするところは適度に死語ですけど)、東海村の原爆事故とかバスジャック事件とか、妙に最近の事件とリンクしているところがあって、すごく興味深かったりします。

この映画がいかにすごいかや、ジュリーと文太さまの個性のぶつかり合いや、キャラクターの妙ちくりんぶりについては、多くのページで話題になっているのでそちらを見ていただくとして、私はこの映画で思わず吹き出してしまった場面について書きたいと思います。

まず、文太さまの不死身っぷり。至近距離でピストル撃たれまくり、めちゃくちゃ心臓にあたってても全く死にやしません。心臓に弾が入りまくっているというのに、妙に太いカツゼツの良いトークで沢田研二を威嚇。

それに対して、池上季実子のあっけない死にっぷりといったら・・・。警察とカーレースを繰り広げている際は、オープンカーから身を乗り出してノリノリだったものの、文太攻撃でジュリー&季実子カーは丘から転落。助手席でつっぷしてしまう季実子。

そして、顔を上げると・・・真っ青だー!!あんなにノリノリだったのにぃーーーー!!!そしてあっけなく死亡。

って、こう書くとめちゃくちゃB級映画みたいですが、全然違いますよ。ここ最近観た映画の中でも、1番素晴らしかったと思います。後味は悪いですが、痛快だし、何よりキャスティングがはまりすぎ。リピーターになること間違いなしの傑作(怪作?)なのです。

【太陽を盗んだ男】
監督/長谷川和彦
脚本/レナード・シュレイダー、長谷川和彦
音楽/井上堯之
キャスト/沢田研二、菅原文太、池上季実子 etc・・・
1979年作品

Posted by TG5 シノ at 13:05 | CINEMA

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