2000年09月08日
マトリックス (TG5 セキ)

デブだのロクデナシだの、宿無しだの、散々な評判が流れ、すっかり見かけなくなってしまったキアヌ・リーブス。しかし、この映画で、見事に復活!しかも、「スピード」の様な、いかにもハリウッドアクション、な感じではない。
功夫(クンフー)、SF、銃撃戦、ジャパニメーション、オタクの妄想、その全てをぶち込んだ凄まじい内容に、わたしは完全に「してやられた!」。深遠なストーリーを味わうのもいいが、私が最も注目したのは、演出だった。
拳を繰り出すと、手の残像が残る。5、6メートル飛び上がり、床をぶち抜く。銃弾をよける(残像が残る)。まるで「北斗の拳」状態。そしてクンフー。あらゆる所でブルース・リーへのリスペクトが見受けられ、嬉しくなってしまう。敵に向かって、指先で「カモン」。敵を蹴り飛ばし、足を上げたまま硬直。まるっきり「燃えよドラゴン」じゃないか!
しかも、この映画、出てくる人達(敵を含む)みんなクンフーの使い手。その理由は最後まで明かされない。でも、私にはその理由が分かる。「監督がクンフー好き」なのだ。登場人物がマンガのような、現実にはあり得ない動きをするのも、「監督がマンガ好き」だからだ。この監督がうらやましい。
この映画とってて、凄く楽しかったろうなあ。キアヌ・リーブスも、ラリー・フィッシュバーンも、活き活きしていた。ここ1年で見た映画の中で、「バッファロー’66」と並ぶ傑作でした。
ただ心配なのは、続編を作っているらしいのですが、「スターウォーズのようにならなければいいのだが・・・」。
【マトリックス】
監督・脚本/ラリー&アンディ・ウォシャウスキー
音楽/ドン・デイビス
作画/キアヌ・リーブス、キャリー・アン・モス、ローレンス・フィッシュバーン etc・・・
1999年作品
Posted by TG5 セキ at 13:09 | CINEMA
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