2000年09月06日
サイコ

やばいです。どこもかしこも緊張感ににあふれていて、一瞬も目が離せません。「サイコ」というタイトル通り、人間の内面をテーマにしているわけですが、驚かし系ドッキリホラーよりもよっぽど怖いのです。
それにしても、アンソニー・パーキンス演じるノーマンは異常すぎます。目つき、しぐさすべてが常軌を逸脱しまくっていて恐ろしい・・・。普通じゃない行動がここまで板についていていいのか・・・?とこっちが心配になります。
異様な行動ばかり取るので、常に「この表情は何を意味しているのだろう・・・」「次に何をしでかすつもりなのか・・・」などと考えてしまい、ノーマンの奴に四六時中緊張を強いられます。すべては最後で解き明かされるわけですが。
いつもながら演出、カメラワーク、音楽も素晴らしい。特に私が好きなのは、女性が運転している姿だけをずっと映し、そのバックで声だけがストーリーを進行していく有名シーンです。あとは、女性とノーマンが話している部屋の鳥のハクセイたちの微妙なカメラアングルも好きです。
徹底してフィクションにこだわり、作り物の世界でストーリー、演出、カメラワーク、音楽、セットなどのすべてをフルに活用して「はい、どうぞ」と観せてくれる表現法には、非常に心惹かれます。
【サイコ】
監督/アルフレッド・ヒッチコック
音楽/バーナード・ハーマン
キャスト/アンソニー・パーキンス、ジャネット・リー etc・・・
1960年作品
Posted by TG5 シノ at 02:03 | CINEMA
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