2000年02月01日
ED WOOD

「天才と馬鹿は紙一重」ということをやけに痛感した作品。エド・ウッドはどちらなのでしょう?って、やっぱり馬鹿かー。何てったって「至上最悪の映画監督」だし。でも、あそこまでB級のものを創り続けるという価値観そのものが天才っぽい気もします。
そんな彼の人生を描いたこの映画、思いのほか面白かったです。音楽もめちゃくちゃいかがわしくて笑えます。そしてそれが何気にかっこいい。お馬鹿なエド・ウッドの、馬鹿だけではない人間的な部分も垣間見ることができます。
中でも、もう落ちぶれてしまったかつての「ドラキュラ」俳優をあの手この手で復活させようとする姿が何気に感動を誘います。
結局その「ドラキュラ」俳優さんは、日の目を見ることなく死んでしまうのですが、一人の監督に(たとえ史上最悪でも)そこまで惚れられて死んでいくというのは、役者冥利に尽きるのでは・・・と思うのです。自分自身もお金があるわけではないのに、彼のためには投資をしまくるなんて泣かせます。
結局、エド・ウッド自身は大きな成功も収めずに酒に溺れて52歳という若さで死んでしまいますが、死後すぐに「史上最悪の映画監督」として徐々に注目され始め、今では日本でも彼の単行本が何冊も出てしまうほどの人気監督になっているなんて、人生皮肉です。救いは女性に恵まれたことでしょうか?
何はともあれ、彼の最低最悪な映画を観てみたくなる1作です。
【ED WOOD】
監督・制作/ティム・バートン
音楽/ハワード・ショア
キャスト/ジョニー・デップ、マーティン・ランドー etc・・・
1994年作品
Posted by TG5 シノ at 15:16 | CINEMA
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